『永遠の命を宿す人生』(ルカ10:25~39)
永遠のいのちを求めた若者。すべての人がこれを求めているわけではない。今幸せな人の願望。病気や様々な問題を抱えている人は望まない。
しかし、このいのちは単なる長寿ではない。
このいのちを持っている者のみが入る神の国。幸せを生み出すいのち。
この世の中のすべての問題を凌駕するいのち:イエスは風嵐を鎮めた。病を癒した。死を打ち破った。悪魔を打ち破った。生きている今も神の国を味わえるいのち。
それを得る道が隣人愛。
隣人とは良きサマリヤ人。自分を助け、支え、世話をしてくださる人。ゆえに、周りの様々の人が隣人になる。その人に感謝の心を持つことが隣人愛。
隣人を大切にする恵み
人間性の向上:人は人との間で人間性が向上する:神は動物でなくアダムにエバを与えた。ゆえに、人との関わりを否定的にしていくと人間性を失う(悪意、敵意、不信、恨み、憎しみ等)罪があるところには神の国は生まれず、滅びが生まれる。
「すべてに感謝せよ」とは出来事だけでなく、「すべての人へ感謝」
今自分が生きているのは隣人の助け、赦しがあってのこと。隣人サマリヤがいなければ死んでいたかもしれない。
愛するとは与えること(Ⅱコリント9:6・使徒20:35)究極は神の愛
与えるとは種蒔き法則:一粒のままか多くの実を結ぶか(ヨハネ12:24)
親切、優しさ、赦し、慰め、称賛を与える。
旅人が生きることを望んだサマリヤ人のように神も私が生きることを望まれる。
どのように生きるかは受けたことで与える人になる。だから、神は御子とともにすべてを与えて下さった(ローマ8:32)
与える生き方が神の国を生み出し広げていく。
賛美で、花で、掃除で、祈りで、奉仕、料理、優しさ、スマイルを与えあうところに永遠の命と神の国がある。