『歴史の潮目』
今年も残り少しとなりました、今日は少しシリアスな内容です。創世記にアブラハムの甥であるロトが出てきます。彼の住んでいる町はかの有名なモスラとゴジラに似た名のソドムとゴモラ。この町が神によって滅びることを聞いたロトは婿たちにそれを告げますが彼らはそれを冗談のように思ったとあります。「冗談のように」です。聖書のことばはこのように軽い心で聞いてはならないのです。これから先の時代は特にそうだと思います。私は生きて来た68年で初めて今年のような体験をしました。今も世界中がこの事で混乱させられています。オリンピックも延期、このままでは中止になることも懸念されています。この問題がなければきっと今年の話題は五輪が一番だったでしょう。他にも様々な影響が出ています。人との距離を取らねばならない分断。行きたい所にも行けない不便、経済の行き詰まりなど、今年は歴史の潮流が変わって行く潮目のような気がします。米国の大統領選もその一つかもしれません。聖書の預言が緩やかな流れから急流になって行っている気がします。テレビのチャンネルのようにボタンひとつで一瞬に画面が変わるようにはなりませんが潮目が変わりつつあることに早く気付いていなければならないと思います。コロナ禍を期に世界中のグローバル化がさらに進むでしょう。国際経済フォーラムで、経済を統一させようという働きが進んでいます。世界宗教会議で宗教をひとつにしようとする働きもあります。グローバル化とは共産化なのです。世界がひとつになることは良い事のように見えますが独裁者によって世界支配が始まる事に繋がるのです。聖書はその独裁者を反キリストといいます。冗談のように思いますか。